カメに胃カメラ!水族館の109歳ウミガメ、鉄片誤飲で病院へ―浙江省杭州市


2008年3月6日、浙江省杭州市の「都市快報」によると、同市にある水族館「杭州海底世界」で飼育されているウミガメが誤って鉄片を飲み込んだため、今月5日に市内の杭州市第一医院で異物除去処置を受けた。

このウミガメは今年109歳で重さは約70kg、「海底世界」で飼育されて10年になるが名前はなく、「2号」と飼育員に呼ばれている。杭州市第一医院消化内科主任の張医師は、「2号」のレントゲン写真であらかじめ異物の金属片の位置を確認。その後、胃カメラに潤滑油を塗り「2号」の口から挿入した。人間とは勝手が違うウミガメの消化器官に張医師らは試行錯誤を繰り返したが、鉄片に開いた小さな穴に胃カメラの先端を引っかけ長さ4cm、幅3cmの鉄片を取り出すことに成功。所要時間は1時間を大幅に過ぎていた。

「2号」がこの鉄片を飲み込んだのは今年2月3日の朝。来園者がエサをつかんでいたハサミごと「2号」の口に入れたのが原因だという。飼育員は次の日に「2号」を他の病院へ連れて行ったがそこでは胃カメラの挿入に失敗していた。(翻訳・編集/本郷)
3月8日18時46分配信 Record China

中国の人たちがまたカメを大切にしているニュース。まあ日本でもどこでも、109歳のカメが鉄片を飲み込んだら何とかしようと思うかもしれませんが。1時間をかけた内視鏡手術で取り出してしまいました。よかった。
でも2月3日に飲み込んで3月6日に摘出。1ヶ月以上も飲み込んだままで、しかも1度は失敗。カメも災難だったでしょうが、野生のウミガメのおなかの中から大量のビニール袋が出てくるなんて話を思い出すと、このカメのことばかりで喜んでもいられません。

しかし「2号」って。カメなんかには名前をつけないのでしょうか。動物園って。
そういやあ伊豆のアンディランドのゾウガメ達には、魅惑的な名前がいろいろ付けられていました。
キャサリン、エリザベス、、、、、、
しかも甲羅に丁寧に名前が書かれていましたね。カメの名前って難しい。