新町川河口にアカウミガメ 全国的に珍しいケース

上陸場所を勘違い? 
二十四日午後四時半ごろ、徳島市新町川河口付近を泳いでいるアカウミガメが目撃された。NPO法人日本ウミガメ協議会(大阪府枚方市)によると、川に迷い込んだウミガメが確認された例は全国的にも少ないという。
海洋土木会社社長の川西賢治さん(54)=同市雑賀町西開=がクルージングを終えて県庁前ヨットハーバーへ帰港する途中、体長約一メートルのアカウミガメを見つけ、携帯電話のカメラで撮影。船が近付いても逃げるそぶりを見せず、海面近くを沖に向かって悠然と泳いでいたという。
「初めはタイヤか何かかと思った」という川西さん。「三十年以上船に乗っているが、沖以外でウミガメを見たのは初めて。新町川の水質が良くなった証拠でしょうか」と首をかしげていた。

徳島新聞

水質が良くなったといって、ほっこりしている場合ではなくて、あまりに港や海岸の環境が変わりすぎていることを心配する方が先でしょう。