カミツキガメ1500匹!?印旛沼 固有カメ絶滅の恐れ(東京新聞)

生態系などに影響を及ぼす外来種の「カミツキガメ」が、千葉県の印旛沼周辺で大量に生息、その数も環境省の推定で繁殖可能な成体が千−千五百匹に上っている。千葉県自然保護課によると、印旛沼周辺はカミツキガメの繁殖が確認されている全国で唯一の地域。印旛沼には千葉県レッドデータブックで重要保護生物に分類されているニホンイシガメ、要保護生物のクサガメが生息しており、カミツキガメに餌を奪われ、絶滅に追い込まれる恐れがあるという。

環境省は、〇五年度から印旛沼周辺で財団法人「自然環境研究センター」(東京都台東区)に委託して、捕獲のモデル事業をスタートさせた。〇八年度まで続け、効果的な捕獲技術の確立や根絶に向けた関係者間の連携などについて研究、具体的な対策を打ち出すという。しかし、「増殖しすぎたカミツキガメの根絶は難しいかもしれない」として、卵を見つけて駆逐するなどの手法も必要としている。
東京新聞(2006/8/19紙面)

推定1000から1500匹のカミツキガメ!これはすごい。
効果的な捕獲技術ってどんなものか気になるところ。しかし、駆逐というのもかわいそうな言葉。カミツキガメに罪はない。人が勝手に付けた名前で絶対損していると思うカミツキガメ。まあ、そんな悠長なことをいってられない状況です。
私は、クサガメとイシガメの味方です。