大浜海岸のウミガメ上陸、過去最低の2匹(徳島新聞)

徳島県内有数のアカウミガメの産卵地・美波町の大浜海岸は、上陸シーズンがほぼ終了した。二十二日現在の上陸数は、たったの二匹で、連続した観測記録の残る一九六七(昭和四十二)年以降、過去最低となっている。昨年(四十二匹)より激減し、過去最も少なかった二〇〇四年(十匹)をさらに下回った。今年は、全国的に昨年の三分の一程度と上陸数が急減しているが、詳しい原因は分かっておらず、関係者は首をひねっている。
徳島新聞 (23日15時45分)

二匹とはこれまた少ないが、グラフを見ると、毎年の変動の激しさが目に付く。1995年から、
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2004年に10匹でショックを受けていたところ、昨年は42匹とアップして喜んだのも束の間、2匹と激減。ショックは大きいだろう。日本の海岸にウミガメが来なくなるのはさびしい。そのうち日本に海岸がなくなってしまうことを見越して、カメも危機管理を始めたか。