線路にカメ、電車止める

30日午後5時40分ごろ、京都府山城町のJR奈良線棚倉駅構内で、奈良発京都行き普通電車が進入しようとしたところ、信号が赤のまま変わらなくなった。運転士が確認したところ、線路の切り替えポイントにカメが挟まり、切り替えができなくなっていた。
JR西日本によると、カメは体長約20センチ。きつく挟まっていたため運転士は自力で取り除くことができず、担当の作業員が現場に駆けつけ、ポイントの電源を切って取り除いた。作業は約1時間かかり、電車は前の上狛駅に引き返して待機した。
JR西日本によると、上下計6本が運休、6本が最大70分遅れ、3500人に影響した。
カメは生きており、近くの川に放されたという。

日刊スポーツ[2006年8月30日23時22分]

またカメがポイントに挟まりました!僕の知る限りでも、今年だけで広島、愛知に続き3件目です。カメがポイントに挟まる町の定番、愛知県愛西市(旧佐屋町など)ではなく、今度は京都です。しかしなぜ、こんなにもカメはポイントに挟まるのでしょうか、実際今までどれくらい挟まっているのでしょうか。誰か学術的に調べてください。文明社会に対する身を挺しての必死の抵抗だと私は思っています。
何亀がまったく触れられていないところが気になりますが、今までの前科からいって、たぶんクサガメでしょう。近くの川に話されたと気軽に書いてあるところからみると、外来種のアカミミではないかもしれません。とかいいながら、意外とカミツキガメだったりして。しかし今度のヤツはしっかり生きていました。万歳、カメ!今度は成功だ!って何がだ。

一方で迷惑をこうむった皆さん、大変でしたね。お疲れ様です。


(以下想像)

記者「ええと、カメがポイントに挟まって電車が遅れたとのことですが。」
運転士「ほんま、大変やったわ。僕の力ではまったくダメやったさかい、作業員を呼んで外してもろたんですわ。」
記者「そんなにきつく挟まってたんですか。ちなみに何ガメだったんですか。」
運転士「何ガメか良うわからへんけども、背中がギザギザしとって、頭が大きくて怖い顔しとったわあ。外すときに手をかまれそうになったさかい、大変やった。」
記者「それはワニガメかもしれませんね。生態系保護の観点からも大変なニュースになりそうです。それで、カメは大丈夫だったんですか。」
運転士「これが、見事に生きとったんやわ。さすが亀は万年言うだけあってすごいな。で、近くの川に離したで。」
記者「あかんやん。」