保護された子ガメ:北イスラエル(National Geographic News)


レバノンイスラエル軍ヒズボラ過激派の紛争が続く中、エルサレムを拠点とするイスラエル自然公園保護機構のスタッフは、この夏、ビーチで生まれた子ガメが確実に地中海にたどり着けるよう取り組んでいる。
機構では、アカウミガメの卵を巣ごと危険なビーチから北イスラエルの町にある安全な保護施設に移し、孵化した後に海に返すという取り組みを行っている。
先月には、レバノン発電所に対するイスラエルの攻撃により、1万5000トンの重油が海に流出。ウミガメが巣を作るレバノンのビーチを汚染し、アオウミガメを含むさまざまな動物の命を奪うという悲劇が起きている。

(National Geographic News)August 31, 2006

カメの命が奪われるニュースに、戦争の悲しさを感じる。
イスラエルでもウミガメの保護に取り組んでいる人がいる。地球のいたるところで、戦争のさなかにも、ウミガメを守る人がいることに少しほっとする。