人工ふ化子ガメ、海に180匹返す…高知・土佐清水(読売新聞)

アカウミガメの保護活動をしている土佐清水市立下ノ加江中の生徒らが1日、県うみがめ保護条例で保護区に指定されている同市大岐浜などで、校内で人工ふ化させた子ガメ180匹を、今季初めて海に返した。体長約6センチの子ガメは、「頑張れ」の声や拍手に見送られ、よちよち歩きで海中へ。
同校では1992年から、同浜や学校前の浜に産み付けられた卵を校内の専用小屋に持ち帰り、地温を測りながらふ化させている。
 今年、大岐浜で産卵した親ガメの数は5匹で、昨年の約5分の1に減少。保護活動に協力している地元の理髪店主は「産卵は年によって増減があり、今年は全国的に少ない。初夏の長雨で海水温が低下した影響があるかもしれない」と話していた。

(2006年9月2日 読売新聞)

夏の終わりに連日、ウミガメを海に返すニュースです。しかし、今年はよほど少ないようです。どこか、世界中で増えているところがあればいいのだけれども、イスラエルも危険だしなあ。