こちらも「77歳」スイカでお祝い:ゾウガメ「タロウ」

 上野動物園では18日、園内最高齢のガラパゴスゾウガメの「タロウ」に好物のスイカが贈られた。体重158キロ。ペルーから来園した69年当時、40歳以上と推定され、現在は77歳以上とみられる。プレートに盛られたスイカをおいしそうに食べ始め、30分ほどで一玉を食べきった。
 高橋英之・は虫類椎木展示係係長によると、ゾウガメは150〜200年生きるとされ、タロウはまだ壮年だという。

朝日新聞)2006年9月19日朝刊

タイトルの「こちらも77歳」というのは、紙面上この記事の上に掲載されている77歳の鍛冶職人が府中で現役でがんばっているという記事を受けてのことですが、こちらのゾウガメタロウは「77歳以上とみられる」という、なんともあいまいな年齢です。だいたい、ゾウガメというのはそういうもののようで、そのおおらかさがまた素敵なところです。
しかし、何を「スイカでお祝い」したんだろう。記事のどこにも書いてないけど誕生日? 年齢はあいまいなのに誕生日だけはしっかりわかっているのか?謎だ。