爬虫類ペットに注意 乳幼児のサルモネラ菌感染相次ぐ

 カメやイグアナなど、最近人気が高まっている爬虫類ペットからサルモネラ菌に感染する乳幼児が相次いでいる。食中毒のような下痢症状にとどまらず、敗血症や髄膜炎など深刻な状態に陥る子もいる。海外では死亡例も報告されており、国立感染症研究所は、爬虫類ペットの扱い方に注意するよう警告している。
 今年5月、新潟県に住む生後7カ月の乳児が高熱が続いて衰弱し、入院。血液検査でサルモネラ菌が見つかり、敗血症と診断された。この乳児から見つかった菌は食中毒のサルモネラとは型が異なり、欧米ではしばしば爬虫類由来の感染を起こしている珍しい型で、一家7人のうち、母と兄2人の計3人の便からも同型の菌が見つかった。地元保健所によると、一家は大型カメの一種、ケヅメリクガメ(体長45センチ、幅30センチ、厚み18センチ)を飼っており、浴室で甲羅を洗うなど、家族のように可愛がっていたという。飼育法や菌型などから、保健所はこのカメが感染源と見ている。 乳児は抗生剤で治療し、入院から8日後に退院した。

朝日新聞)2006年09月19日15時57分

ミドリガメで良く話題になるサルモネラ菌。ヌマガメの問題とばかり勝手に思っていましたが、リクガメにもいるんですね。
ところで、この記事の写真説明「ケヅメリクガメ。世界最大級のカメのひとつで、成長すると体長1メートルほどにも育つ。怪獣「ガメラ」のモデルでもある」。
ガメラのモデルって、ワニガメじゃなかったっけ。と思ったら、そうか、最新版のガメラ「小さき勇者達」のガメラはケヅメリクガメだったんだっけ。紛らわしいというか何というか。次のガメラクサガメあたりで。

・・・・弱そう。