アカウミガメ:ふ化した100匹不明に 産卵場所で盗難か−−沼津 /静岡

 アカウミガメの産卵が確認された沼津市西部の海岸で、ふ化した子ガメ100匹以上が行方不明であることが21日までにわかった。市によると、先月下旬から今月初旬にかけてふ化した子ガメ33匹が確認され、すべて市職員らが海に放した。だが市職員らが産卵場所を調べたところ、卵の殻などから計約140匹のふ化が確認された。
 産卵場所はさくや網で囲まれており、自力で抜け出すなどの可能性は低く、淡島マリンパークの杉村誠学芸員は「誰かが子ガメを善意で海に放したか、持ち去られた可能性が高い」と落胆した様子で話した。沼津市などは産卵場所の保護を強化する方針だ。

毎日新聞) - 9月22日11時2分更新

というニュース。ここは、ちょっと想像してみよう。
生まれたての子ガメがさくや網の中でバタバタしている。見るからに出たそうである。もしそれを見たら、「ここから出して海に放してやろう。」と思う人がいてもおかしくないだろう。というか、「どうしていいか良くわからんが、かわいいし持ち去ってやろう。」と思う人よりはきっと多いんじゃないだろうか。と信じたい。
しかし、やっぱり、柵をまったくしないでいいほど人は信用できない。変なヤツもいるし。という気持ちもわかる。
ウミガメの保護っていうのはほんとに難しいというか、大変なんだな。