カメを放生、子どもの成長祈願 大津・園城寺で千団子祭
子どもの健やかな成長を願う「千団子祭」が16日、大津市園城寺町の園城寺で始まった。国の重要文化財の鬼子母神像が祭りの期間中だけ公開され、長寿にあやかってカメを池に放す放生会が営まれた。
午前10時から、僧侶18人が、鬼子母神像を祭っている護法善神堂で読経した。市民らが次々に訪れ、静かに手を合わせていた。
この後、同堂そばの池では、親子や近くの幼稚園児らが僧侶が祈とうしたイシガメを竹製の滑り台に乗せていった。大津市馬場1丁目の主婦馬場伸子さん(46)は「子どもが元気に育ってほしいと願いを込めました」と話していた。
境内には苗木や食べ物の出店が数多く並び、多くの人たちでにぎわった。祭りは18日まで開かれる。
京都新聞 Kyoto Shimbun 2007年5月16日(水)
東南アジアなどでは、お寺の池に亀を放す放生が良く行われているようですが、日本にもあるんですね。
ちょっと調べたら、江戸時代などには各地で行われていたそうです。
このニュースの園城寺ではイシガメですか。いいですね。私の一番好きな亀です。
アカミミ、カミツキ、ワニでも放生には違いないですが、今や、アカミミはともかく特に後の二つはお縄になりますから、やめましょう。