子ガメ30匹責任持ち育てます 御前崎小で受け入れ式

 国の天然記念物「御前崎アカウミガメ」の飼育活動に取り組む御前崎市御前崎小学校で二十七日、アカウミガメの受け入れ式が行われた。市ウミガメ保護監視員から二十六日夜にふ化したばかりの子ガメ三十匹が、飼育担当の四、五年生に引き渡された。
 受け入れは、環境保護や小さな命を大切にする心をはぐくんでもらおうと二十八年前から続けられている。五年生が来年三月まで育てた子ガメを、四年生が受け継ぎ、海水が温かくなる七月に放流する。
 式では、保護監視員の大池良一代表(75)が「皆さんの手厚い世話で、子ガメが一匹も欠けることがないよう元気に育ててください」とあいさつ。中心となって世話をするカメリーダーを代表して若松舞さんと大沢真理子さんが「私たちが責任を持って育てます」とこたえた。

北陸中日新聞)2006/09/28

「カメの受け入れ式」「カメリーダー」すばらしい言葉が並びます。
子ガメ達よ、「一匹も欠けることのないように」がんばって育ってください。
ところで、孵化した子ガメを次の夏まで育ててから放流するというようなこともやってるんだ。知らなかった。